資格を取るならスキルアップを目指したい!という人に定番の資格をご紹介いたします。こういった定番の資格は需要が多く、資格を取得していると仕事に直結しやすいという特徴もあります。
定番の安定安心な資格「日商簿記」
最初に紹介する資格は「日商簿記」。
企業の経理・会計に関する帳簿付けなどの基礎知識を得ることができる資格です。簿記はどんな会社でも必要となる知識ですので、
求人数が圧倒的に多く、就職しやすい職業です
また、個人事業を行う場合にも、簿記・会計の知識があれば確定申告なども楽に行えますので、
独立開業したい方にも役立つ資格となっています。
日商簿記の受験者は毎年70万人以上と言われており、 商用ライセンスとして価値の高い1級~3級を取得できれば、就職先の選択肢が増えるだけでなく、手当が増える可能性もあります。
さらに、日商簿記の1級を取得すれば、税理士の受験資格が与えられます。そのため、税理士を目指す場合は、日商簿記1級の取得が必須項目となります。難易度によって企業の評価も異なるため、 高収入・ハイスキルを目指すなら2級以上を取得したいですね。
勉強時間は、日商簿記1級を目指す場合500時間~700時間程度が必要と言われており、独学で勉強する方も多いようです。資格取得にかかる期間は、平均で約6ヶ月~1年程度と言われています。
定番の安定安心な資格「登録販売者資格」
続けて紹介する資格は「登録販売者」。
登録販売者とは、ドラッグストアなどで医薬品の販売を行う販売員のことで、アルバイトやパートの求人でもよく募集されています。
薬局やドラッグストアだけでなく、
近年ではスーパーなど小売業全般に就職先があります
また、医薬品を取り扱う専門職になるので、他のパート・アルバイトに比べて
時給が高いことが多く、子育てをしながらでも続けられる仕事であるため、主婦の方にもおすすめの資格です。
国家資格であり、専門的な知識が必要なイメージがありますが、 難易度は比較的低く、薬剤師などと違って誰でもチャレンジしやすい資格となっています。
資格試験は都道府県によって実施内容が異なりますので、受験料も含めて事前に確認することが重要です。
定番の安定安心な資格「医療事務資格」
続いてご紹介する資格は「医療事務資格」。
医療事務資格の保有者は、病院での受付業務やレセプションなどのお仕事に従事することができます。
事務職とはいえ、実際に病院の患者さんに直接応対する機会も多く、やりがいのあるお仕事となっています。
一口に医療事務資格と言っても、 関連する資格は35種以上もあり、受験の難易度や取得にかかる費用にも差があります。
医療事務資格の中で特に人気があるのは、医療事務認定実務者、医療事務技能審査試験、医療事務管理士、診療報酬請求事務能力認定試験などです
一番難易度の高い医療事務系の資格は、「診療報酬請求事務能力認定試験」が挙げられます。合格率は約30%程度で非常に難しいのがネックですが、その分取得者が少なく、
「医療事務認定実務者」は、通信講座などで在宅で勉強することができるため、在宅で勉強したい子育て中の主婦にも人気があります。医療事務の資格取得にかかる期間は、難易度にもよりますが、 平均して4ヶ月程度となっています。
受験料は、試験を実施する団体によって異なりますが、約7000円程度のところが多いようです。
定番の安定安心な資格「ケアマネージャー」
続いてご紹介する資格は「ケアマネージャー」。
ケアマネジャーは「介護支援専門員」になるために必要な資格で、介護支援に関する様々な相談などに乗るお仕事です。
高齢化社会になって、ますます介護業界の需要が増えるこれからの日本において、ケアマネジャーは今後も必要とされるお仕事で、
資格取得できれば安定した報酬を得られることは間違いありません
ケアマネジャーの平均年収は約300万円~400万円程度と言われていますが、今後の需要の増加にともなって、
年収が増える可能性も高いでしょう。
ケアマネジャー資格を取得したい場合は、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格しなければなりません。国家資格で、 合格率は20%未満とかなり難易度が高く、実務経験も必要とされています。
資格取得にかかる期間は、1年から5年ほどと人によって差があるようです。受験料は実施団体にもよりますが平均約8000円程度です。また、別途実務研修の費用も掛かるので、資格取得に必要な金額はしっかり確認しておきましょう。
いかがだったでしょうか。今回は多くの方に人気のある定番の資格をご紹介いたしました。こういった資格は就職先も多いので、取得しておいて損はないでしょう。この記事を読んで興味を持った人はぜひチャレンジしてみてくださいね!