パソコンとインターネット環境さえあれば、どこでも働くことができるリモートワークが、子育て中の主婦に人気を集めています。今回は、在宅ワークの中でも「翻訳」のお仕事について、どんな勉強をすれば良いのか、翻訳で需要の多い分野はどういった業界なのかなど詳しくご紹介します。語学力に自信のある主婦の方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
語学力を生かす!在宅ワークでする翻訳のお仕事って?
在宅ワークのお仕事の中で、様々な言語を使いこなしグローバルに活躍できる翻訳者のお仕事。日本国内でもっとも需要が多い言語は、やはり
近年ではビジネスのグローバル化に伴い、中国語・インドネシア語・タイ語・韓国語など、アジアの言語をメインとした多言語での翻訳の需要も増加傾向にあります。翻訳内容については多様多種なものがあり、特に、
医薬・特許申請・金融など、専門性や知識が必要になる分野の需要が高まっています
一般知識のみで翻訳可能な一般的な文書だけではなく、
技術系や産業計の専門性の高いマニュアルや商品取扱い説明書など、その分野の知識がなければ分からないような文書を翻訳できれば、大いに仕事の幅が広がります。
在宅ワークの翻訳者の収入の実態は?
翻訳のお仕事は、基本的には1ワードあたりの価格が設定されている場合が多く、翻訳するコンテンツによって料金が変わってきます。一般的なビジネス文書などは、一般知識さえあれば翻訳できるという特性から、
一方、専門性の高い分野であれば、1ワード30円前後と、コンテンツの専門性が高いほど料金が上昇傾向にあります。
医学・薬学の分野になると1ワードあたり35円となっており、高額の収入を得ることも可能です
翻訳の仕事は、一度クライアントから仕事を受けると、引き続いて別の案件を頼まれることが多く、2年~3年程度の長期で取り組める案件もあり、他の在宅ワークに比べて比較的安定した収入が得やすい職になります。
在宅ワークで最も大切なのは「実務経験」
在宅ワークで翻訳者として仕事を受注するにあたって重要になってくるのが、
実務経験があるかという点です。今まで翻訳を経験した実績があったり、翻訳は未経験でも、IT・医療・薬学・金融などの専門性の高い業界で働いた実績があれば、その知識や経験が評価されて、仕事を受注できる可能性が高まります。これまで自分が働いてきた業界の専門知識を持っている人は、英語などの他国言語を勉強して、専門性の高い翻訳者として活躍することもできるでしょう
専門知識は持っていないという人は、一般翻訳やオンライン英会話講師など、低単価だけど需要のある求人を地道にこなしつつ、専門分野の勉強をしながら経験を積んでいくという方法がおすすめです。